インターネットなどでしっかり情報を集め、最適な業者選びに役立ててください。
業者選びのポイント1
まずは話を聞いてみましょう
浴室だけ、キッチンだけといったリフォームと違い、スケルトンリフォームは骨組みだけ残して大幅な間取り変更が可能です。そのため、理想の住まいを実現することができますが、そのためには業者にご自分のお考えやライフスタイル、家族構成、希望するイメージや優先度などをしっかり伝える必要があります。さらに、専門家ではないと気付きにくい問題点や、最新の住宅設備についての情報についてもきちんと伝えてくれる業者であれば、より満足できるリフォームが可能になります。
コミュニケーションを大切にしており、丁寧に説明してくれる業者を選ぶことで、イメージの食い違いなどは避けられます。
業者選びのポイント2
経験豊富な業者であることを確認
マンションのリフォームには建築年数や施工業者により様々な制約があります。なんでも安請け合いする場合は、後から「これはできなくなった」と不本意な変更を余儀なくされるケースも考えられますので、マンションのスケルトンリフォーム経験などもしっかり確認しましょう。
また、施工だけを行っている業者の場合、プランニングを外注する必要が生じる場合もあり、コストがかさんでしまいますので注意しましょう。
業者選びのポイント3
値段にこだわると失敗するリスクにつながることも
「安さ」はとても重要な条件です。最終的に満足できる工事がより安価に実現できるのでしたら、理想的なリフォームです。
ただし、安さだけを押し出す業者の中には、追加工事が必要になることや、仕上がりが悪いといった問題が発生しやすいと言えます。
安さは重要ですが、スケルトンリフォームは期間もそれなりに長くかかります。それを無駄にしないためにも、その業者の経営方針やリフォームに関するポリシーを調べ、丁寧な施工を行っているのかをリフォームサイトなどでしっかり確かめてください。なぜ安価にできるのかについて納得いく記載があるかどうかも重要です。
コンセプトや理念、いい口コミ、安さの理由などが明確でなく、「安さ」だけを押し出しているようでしたら、満足度が低く安さだけがアピールポイントだと考えた方が安全です。
業者選びのポイント4
過去の施工事例やお客様の声をチェック
最近は業者のサイトやブログ、そして住宅設備会社のリフォームサイトなどにお客様の声や施行例がたくさん掲載されています。そうしたものをチェックすると、業者の質が判断できます。
また、施行例をたくさん見ることで、ご自分のスケルトンリフォームに対するイメージがより具体的になりますし、優先順位などの判断にも役立ちます。
業者選びのポイント5
アフターフォローについて調べましょう
スケルトンリフォームは自由度の高さが特徴ですが、それでももともとの構造などにより制約があり、理想通りの間取りや使い勝手の実現が難しくなる場合もあります。また、引き渡し後に気になる部分が出てくることや、不安を覚えることもあると思います。どれほど打ち合わせを重ね、設備をショールームでしっかりチェックしても、実際に住んでみると問題が生じる場合も考えられます。
リフォームは引き渡しの時が完成ですが、住まうお客様にとってはそこがスタートです。問題が起こった時や、心配なことがある場合、アフターフォローがしっかりしていれば安心できます。引き渡し後にどんなサービスを行っているか質問してみましょう。
業者選びのポイント6
仮ではない見積書をすぐ出す場合は要注意
見積書は、お客様と業者がじっくり話し合ってしっかりイメージのすり合わせができ、具体的なプランを立ててから修正を重ねてやっと作成できるものです。短時間で現場を見て、お客様と簡単に打ち合わせしただけで出てくる見積書はあくまでも仮のものです。
すぐに見積書を出す業者が、それを仮のものであるとしっかり伝えてくるかを確認してください。